ハードルは高く、雇用は薄く、 日本の若者は・・・

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今回の時事正論は益々ハードルが高くなる日本企業の件について。日本人大学生の就職難が深刻化する一方、外国人採用を増やす企業が相次いでいるのは昨今のニュースをご覧になっている方ならご存知のことだろう。 長引く不況で日本国内市場では成長が見込めず、アジアや新興国で事業を強化するためというのが背景である。カジュアルブランド 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングでは、 2010年の国内新卒採用者約200人のうち、外国人が約100人で11年も国内新卒採用約600人のうち、半数を外国人にするという。 外国人採用を拡大する背景には、海外出店の加速化が功を奏し10年8月期上期(09年9月~10年2月)に海外で売上げが倍増、営業利益は4倍以上、5年後には海外事業規模が日本を越えるようにしたいと考えているようでアジア市場では中国と韓国に集中する。10年5月に上海にグローバル旗艦店をオープンし、 秋には台北に出店する計画だ。東南アジアでも、マレーシア・クアラルンプールといった都市に続々出店する考えだ。欧米ではニューヨークとパリで複数出店し、他の欧米主要都市にも広げる。

取締役は英語必須となり、話せない取締役は2年後にはリストラと大々的に報道された楽天は10年度の国内新卒採用者約400人中、外国人が17人で、現地採用では中国で15人、インドで21人を採った。国内で採用した外国人は基本的には国内で勤務する。 現地採用はエンジニア職だ。11年度は国内新卒採用450~500人のうち、70人程度を外国人で増やす。 現地採用枠はインドと中国あわせて70~100人を予定している。 同社はEC事業の海外展開に力を入れている。中国最大の検索サービスを運営する百度(バイドゥ)と合弁会社を作り、ECモール「楽酷天」を10年6月9日にオープンした。ほかにアメリカ、インドネシア、タイ、台湾で事業を展開し、10年12月までに全10か国に拡大する。将来的には27か国に進出する計画で、広報担当者は「外国人社員がますます増えるだろう」と話している。

パナソニックの場合、10年度新卒採用1250人のうち海外で外国人を採用する「グローバル採用枠」は750人だった。11年度は外国人の割合を増やし、新卒採用1390人のうち、「グローバル採用枠」を1100人にする。残る290人についても、日本人だけを採るわけではないという。 大坪文雄社長は『文藝春秋』10年7月号のなかでこうした方針を示し「日本国内の新卒採用は290人に厳選し、なおかつ国籍を問わず海外から留学している人たちを積極的に採用します」と述べている。 同社は中期経営計画で、3年後の売上高を10兆円に設定している。 このうち海外での売上げ比率を現在の48%から55%まで引き上げる考えだ。これは海外市場で年間5兆5000億円売ることを意味し、達成すれば海外での販売が国内市場を上回ることになる。2018年度には海外比率を60%以上まで伸ばしていく考えで、裏を返せば、日本の比重が急速に減っていくことになる。外国人採用枠の拡大は、グローバル化を図る上で、日本人よりも外国人が必要と判断したためだ。

ローソンは08年度から外国人留学生の新卒採用を始め、10年度は新卒採用者88人中17人が外国人だった。これまでに中国、ベトナム、韓国、台湾、インドネシアなどの留学生を採用した。11年度は60人中20人が外国人となる予定だ。同社広報担当者は、「外国人を採用することで社内を活性化するのが狙い」という。人事コンサルティング「Joe’sLabo」代表・城繁幸さんは、 「国内で外国人新卒者を採用する会社は2、3年前からありましたが、大手が本格的に採用し始めたのは2010年からです。理由は、日本市場に将来性が見込めず、新興国でビジネスを展開するためです。今後、国内向けのサービスを展開している企業以外は、外国人採用を強化していくと思います」 と話している。不景気で新卒採用枠が減っているなかでライバルが増えれば、日本人の新卒者は大変だ。 「大学で勉強していない人は就職が難しくなると思いますよ。中国人や韓国人は最低2か国語を話せて、専門知識の勉強もしています。これまでのような会社に就職してから教えてもらうという考えでは、外国人と同じ土俵に立てません」との事だけど・・・。

ソース元:http://www.j-cast.com/2010/06/20069022.html?p=all

何か筆者の私のような世代(団塊ジュニア)より就職のハードルが上がっていて、この世代間格差というのが凄まじいな、というのが正直な感想で、特に輸出製造業(特に家電)は「ぶっちゃけ、日本に本社を構えるメリットって何?」みたいな流れになっている気がするよなぁ。IT関連も僕が働いていた頃は既にインドでの現地雇用とか始まっていたし、PG、SEなんかも中国人、韓国人の雇用比率が上がっていたので想定内の結果かなぁ、とも思うわけで。でもこの状況って日本だけではないような気もするんですよ。特に韓国。あそこの受験戦争で勝ち残り、大学院まで進学したにも関わらず自分の国で雇用が無いというのも事実だし。だから海外に出ないと生活が出来ないから必死になって働く。それに中国だって都市部とその他地域の賃金格差だって日本なんか比べ物にならないレベルでしょ?

まぁ、所謂グローバル化の過剰な推進って、筆者の私の所感に過ぎないけど「それで本当に幸せなの?」という疑問符がいつも脳裏につきまとうのよ最終的には。特に製造業は長期的スパンで考えたら、最終目的地はアフリカ大陸でしょ?価格競争だけに着目した考えなら。そろそろ世界標準労働賃金の均一化という大きな問題に取り組まないといけない時期に来ているのかもしれないよなぁ、結局、世界規模で利益の奪い合い、雇用の奪い合いで世界中の人間の殆どが不幸というシナリオが見えてしまうもの。こういう筆者の私はちょっとヒッピーっぽい思想で時代にフィットしてないのは重々承知だし、こんな意見は戯言に過ぎないとも言われてしまうのは目に見えているんだけどさ、もっと人間が幸せになれる社会・経済って創造できないものなのかなぁ・・・。あと、日本の若者に夢のある未来を見せようと努力はして欲しいな日本企業ならびに日本政府は。20代の死因の50%が「自殺」とか有り得ないよマジで。出る杭ばっかり打つことに必死になってる老人がどんどん日本をダメにしている事をいい加減、自覚した方がよろし。