皆さんは『アート』という意味合いをどう捉えているのかな。
尖がった格好良いもの、とりあえず知ってなきゃ恥ずかしいもの、「知っている」と言える自分が何だか素敵―。
解釈は色々あるだろう。
今回は現代japaneseアートの先陣を切っていると勝手に解釈している会田誠さんの小説『青春と変態』についての考察。
自称ロリコン。描いている絵は全てエログロ。ギリギリのどっちかと言うとアウトの方。
そんな愛すべき会田誠の私小説とも言うべきド変態作品、それがこの小説だ。
どこにでもいる根暗な学生の一冬のスキー合宿での一幕が主軸になるのだが、
主人公のド変態な趣味が懇切丁寧に描かれている。
読んでるうちにこちらが犯罪者の気分にさせられるような実に恐ろしい作品である。
コラムの趣旨からして、この小説を映画化したら―。無理だろう。
とてもじゃないが映像に出来ない。してはならない。
だが、悲しいかなキャスティングなどを妄想してみると、どうしても非現実的になってしまうのである。
何是、根暗な美少年の変態って、誰?
デビューして間もない頃の浅野忠信とか?あり得るっちゃあり得るんだろうが、まずこの仕事は請けないだろう。
リアルに拘るとすれば山本浩司とか柄本兄弟のどちらかとか?
いずれも美少年とはかけ離れているし、絵図が極めてホラーだろう。
ただし、監督・脚本は至極簡単。みうらじゅん。以上。


