【どうなるデジタル音楽販売】も7回目、今回はBeatportで主宰するremix contestに触れてみようと思います。このremix contestは登場以来、画期的な出来事としてクリエイターの間で話題となっていた。今まではアーティストがお気に入りのremixerに依頼し、作品を作ってもらうという流れでリリースしていたものを一般リスナーや自称クリエイターにチャンスを与え、優秀作品は正規リリースという触れ込みで今日に至っている。

しかし、このremix contestも相当メイクマネーの匂いがプンプンしている。というのも、Voサンプルや音楽サンプルの価格が1曲買うのと何ら変わりなく、ヘタをすると割高。当然、こんなremix contestを企画出来るレーベルは過去にbig tuneを輩出したレーベルか大手レコード会社。そしてBeatport主宰のremix contestで一躍トップ・シーンに躍り出たアーティストは今のところ例が無い。

一見、次世代クリエイターにチャンスを与えているかのように見えるこの企画。筆者の私もこの企画は一部賛成なのだが、本当にこの企画から次世代アーティストは今後生まれるのだろうか?今日現在までの結果論ではあるが、単なるBeatportとLabelの金儲けにしか映っていない。そしてremix contestでリリースされた作品は果たしてremixerにお金をキチンと支払っているのだろうか?かなり疑問が残る。

このremix contestに関するメイクマネー臭を払拭するには先ず一般からのスーパースター輩出に有るだろう。そしてちょっとしたサクセスストーリーが有るとremix contestの信頼性が格段にUPすると思いますが皆様は如何でしょうか?