はいどうも。Dee-Sで御座います。

実は先週辺りから海外のブログでヒートアップしているトピックがある。事の発端はGU(Grobal Underground)のforumでProton Music(元々大学生が始めたwebラジオサイト、現在はレーベルも運営)のマネージャーJay Epochが書き込んだトピックで炎上。多くのコメントはBeatportに否定的な意見。その内容はざっくり紹介すると・・・

ダンスミュージックのMP3販売サイトBeatport (https://www.beatport.com/ 日本語も対応しています) では、販売する楽曲数が日を増すごとに増加している一方で、自分たちのリリースするトラックの売り上げが縮小しているのを目にしている。

2007年の12月にBeatportはレーベルに対して12月以内のリリースを望む場合の締め切りを申し出た。我々は締め切りに間に合い無事に リリースされる事になったが、他のレーベルはBeatportが提示した締め切りに間に合わせる事が出来なかった。よって、その月のリリースは非常に数が 少なかったのが功を奏したのか我々がリリースしたその月のトラックの売り上げは通常の月に比べ2-3倍増加、結果として、我々のリリースしたトラックは全てBeatport売り上げランキングトップ100に入ったのだ。

ま、それはさておき今度はお金の話をしよう。

私がこんな話をするのは、最近Beatportから下記のようなメールを受け取ったからである。

“第一四半期に300ドルの売り上げを達成できないレーベルは以後“試用期間”とする。第二四半期までに600ドルの売り上げを達成できない場合 はBeatportのシステムからそのレーベルは除外される〔中略〕あなた方がBeatportショップ以外でのプロモーションや、あなたのレーベルの新作リリース情報を提供することで、この目標は達成できると思っている。がんばってね。“

もしかしたら、ようやくBeatportはトラックの“品質管理”をするようなシステムが導入したのかもしれない。いずれにせよ、Beatportにログインするたびにつまらないトラックをいちいち視聴するのはもう正直うんざりなのだ。

でも待って!! よくよく考えてみると…

ぶっちゃけ、良質なトラックを作る中小・零細レーベルはいっぱいある。もしそれらのレーベルが売り上げ目標を達成できない場合はどうなってしまうのだろう?やっぱりBeatportのサーバーから消え去るの?

近い将来、品質は管理され、つまらないトラックは除去されるのか?
多分そんなことはないだろう。では議論をどうぞ♪

今回のこの一方的な通達でBeatport側は一定の「品質管理」を強調するが、裏を返せば今の今まで自分達が運営しているBeatportは本当に「良い曲」を仕分けていなかったと認めているように思える。確かに新興レーベル参入に対して門を広く開けておくのは正論だが、現在の在庫を見る限り多くの楽曲は「クソ」だらけ。Beatportは創立当初、まずどれだけの楽曲数が販売しているのかを強調するために「質」より「量」を優先してきたが、このヒドい考え方、音楽を知らない人間でないと考えないよね。

そしてこのレーベルに対しての一方的な通達。自分達の「品質管理の甘さ」をレーベルの「販売努力の無さ」にすり替えている事が何とも腹立たしい。これだけ違法ダウンロードが蔓延る中、レーベルという括りで一定の売り上げを4半期ごとに達成するのは本当に難しい。このBeatportの新ルールは更なるクソトラックの蔓延にもなりかねないし、更に言えば1作品を大事に、ゆっくりとリリースする優良レーベルは問答無用でBeatport販売網から削除というあまりにも馬鹿げた結末を引き起こすだろう。

ココではっきり言おう。

ふざけんなよ!! Beatport!!