【特別講義】House/Techno DJ論 第4回 ~他人と差をつける音質~

皆様こんにちは。Dee-Sです。特別講義も今回で第4回を迎えましたが、議題はグッと踏み込んで他人と差をつける音質についてお話をしましょう。

恐らく最近のDJはCDJ、もしくはPCDJでプレイする方が大多数かと思われますが、筆者の私は未だAnalogが8割、CDJが2割です(笑)コレには少々、訳がありまして・・・。

先ずCDJと言えば現場のスタンダードアイテムはPIonnerのCDJ1000なのですが、コイツの微調整する時にターンテーブルでいう「ヘリ」の部分を指でやりますよね?その「ヘリ」を触った後の変化に若干遅れが有り、未だにその遅れに違和感が有り戸惑うんです。これは慣れの問題なのですが、20年近くもの間慣れ親しんだターンテーブルSL1200シリーズからの移行が自分自身出来ていません・・・。

余談はさておき、今回のテーマである「音質」。因みに筆者の場合はCDJでプレイする際には当然MP3の曲は使いません。WAV(AIFF)のクオリティが最低妥協ラインで、現場でホコリ、針飛びのリスクを抱えているにも関わらず、ANALOGの音質に勝るものは無いので、このご時世でも未だANALOG派です。デカ箱でプレイしているDJは筆者の意見に賛同すると思いますが、何で?という読者も多いと思うのでANALOGの音質が良い理由をご説明しましょう。

CDの規格はサンプリング周波数44.1KHz、量子化ビット深度16Bit、可聴域20~20000Hzというものだが、この規格に問題がある。当然、世の中に存在する「音」は可聴域などという概念は無く、人は耳だけを使って「聴く」訳ではない。特にダンスミュージックは全身を使って「感じる」ものなので、CDの規格は20Hz以下、20000Hz以上の周波数をカットしている音に不自然さを感じてしまうのだ。ここまでは WAV(AIFF)のお話でMP3は更に曲の中で殆ど使用しない帯域を削る事によってデータ圧縮している為、WAV(AIFF)より格段に音質が落ちるのは言うまでも無いでしょう。筆者は敢えてANALOGからPCに取り込んでWavelab(Macの方ならPeakかな?)でSubbassをうっすら加えてwav再保存。皆様も試してみて下さいませ♪

対してANALOGはCDの可聴域20~20000Hzという縛りが無いので当然スピーカーからの出音はCDより立体的に、そして何よりダンスミュージックの肝である「豊かな低音」が前に出る為、フロアで聴くとダイナミックな音像となる訳。ココで少し注意したいのがANALOGのプレス工場の問題。このプレス工場の仕事っぷりが折角の良い音楽を台無しにするケース(カッティングレベルが低い、プレスミス、ChicagoのTraxの様にrecycle vinylを使用、そもそも音質が悪い、etc・・・)も有るので、筆者はプレスが悪い曲はどんなイイ曲でも一切使用しません。(筆者は病的なマニアの為、一時期どこのレーベルはどのプレス会社で注文しているかも調べた事が有り、結論はUSのStrictry RhythmとNervousが発注していたEuropeDiskが最強だと思われます・・・)

便利さが先行して音質を妥協している昨今のダンス・ミュージック。今一度、ANALOGの音質を感じてみては如何でしょうか?worldwideで活躍するスーパースターDJも本音はアナログが一番良いと思っているんですよ。但しクラブ、道中での盗難と度重なる飛行機での移動にストレスが溜まるのでCD or PCにしているだけです。このソースの違いだけで明らかに他人と差が付くので、是非この機会にトライしてみて下さい。しかもANALOG盤は Bootlegでしか出せない怪しい+イヤラシイ曲も存在し、dataでは買えない作品も非常に多いので要チェックですよ♪

コメント投稿は締め切りました。