【特別講義】House/Techno DJ論 第3回 ~展開~

はい、こんにちは。Dee-Sです。

特別講義として連載しているHouse/Techno DJ論も今回で3回目。今日は「展開」についてお話を。

DJって最初はつなぐ事が楽しくて、自分の好きな曲をただやみくもにつないでみて試行錯誤するんですが、ある程度のスキルが身に付くと、必ずこの「展開」という壁にぶち当たります。展開が悪いと、いくらイイ曲でも印象に残らない位に酷く聴こえてしまうし、展開が良ければなんて事のない曲でもグイグイ盛り上がってしまうから不思議。そこで都内のクラブという条件で(地方では2時以降はお客様が帰ってしまい閑散としてしまうので)話を進めようと思います。

まず、オープンからは【特別講義】第1回のウォームアップで説明したようにDeepでSmokeyな選曲につとめます。そして1度Smokeyな展開の中でピークタイムを24:00~25:00位に設定し、徐々にビルドアップさせていきます。その後はDJの個性によるところが非常に大きいので、自分の好きなスタイルで攻めて第2のピークを26:30~27:00位を目処にゆっくりビルドアップさせて展開を設定致します。

その第2のピークタイムを過ぎた頃に1度30分位の間は若干わざとサゲてみます。この1度のサゲは意外と重要でクラバーに水分補給をさせる為と、26:30~27:00の間で一旦クラバーの入れ替わりが有るので(近所の人は帰ったり、1次会で他店で物足りなかったクラバーが次の店に流れる)ここでもうひと踏ん張り、最後のピークである28:30~29:00に向けてゆっくりビルドアップさせていきましょう。朝を迎えるこの第3のピークタイムではフロア中がHugの空気に包まれるようなブレイクが有る曲を選ぶと良いです。基本は起承転結をしっかり構築すれば素晴らしい一夜となりますヨ♪

因みに僕のDJ論として、DJMixはSexと良く似ています。最初からガンガン一本調子では女性だって飽きてしまうもの。やっぱり少し焦らしながら、ちょっと攻めたり・・・やっぱり止めてみたり・・・www

あと、バリエーションがあって初めて楽しい時間が過ごせるもの。ずっと同じ曲調では、ただの金太郎飴(どこから切っても同じ)で退屈なので、色々な曲、スタイル、ジャンルを自分なりに取り入れてプレゼンした方が聴いている側も絶対に飽きませんヨ!

今回はこの辺で♪