【特別講義】帰ってきたHouse/Techno DJ論 第3回 最先端でいることの宿命

はい、皆様こんにちはDee-Sです。

「帰ってきたHouse/Techno DJ論」という形でお届けしている【特別講義】のセカンドシーズンは皆があまり口にしない精神論やDJとしての心構えが中心となります。人によってはホントに受け入れられない箇所も有るかと思われますので、話半分でしまっておくのが良いかも知れません。

今回は日本の多くのDJが一番この事に悩んでいるのではないでしょうか?そのお題は「最先端でいる事の宿命」。このインターネットの普及により様々な情報がリアルタイムで飛び交うのにも関わらず日本のクラブシーン、クラウドの感覚は残念ながら半年~1年遅れ、もしくは全然流行ってなんて無いでしょ!!ってモノをひたすらヨイショする団体とかが権力だけは持っていてグローバルスタンダードな音楽が日本で評価されない、日本人というだけでキチンと評価がされない、本当に筆者が出会うDJの殆どがこの問題で燻っているケースが大半を占めております。本当に残念な結果です。

ぶっちゃけ、日本で最先端の音楽を発信するという事は現状ではリスクしかありません。筆者の私もキッチリ営業をしていた時はハッキリ言ってこの辺は割り切っておりましたので、少々時代遅れ的なモノや分かりやすいモノを小出しにしながらやっておりましたが、やはり自分も音楽が好きなので当初は割り切ってしていたのにも関わらずだんだん「自身の営業行為」に納得出来なくなってしまい現場をアッサリ離れてしまったのです。

最先端でいることはこの日本では相当肩身が狭い思いを強いられます。やれ「もっとアゲろ」とか、「○○かけてくれ」とか言われる事も多いでしょう。でも、自身で強い信念を持っているなら周りに何と言われても貫くべきだと僕は思います。DJという存在はパーティーを盛り上げるという事は勿論仕事なので重要ですが、「シーンを作る」「最先端の音楽を提供する」セールスマンである事も忘れてはなりません。むしろコチラの方が本来音楽産業を活性化させる重要なアクションかと思います。

メディアが仕掛けて作るストリートカルチャーはメディアコントロールであたかも流行っているように見せていて、そのメディアが作り上げた流行に乗っかる事が真のカッコよさでは御座いません。むしろメディアコントロールにまんまと乗せられ、踊らされているカッコ悪い人である事に気付いていないメディアの格好の「カモ」なのに・・・。本当のストリートカルチャーとはストリートから自然発生的に増殖、複数のカリスマが登場しシーンを牽引していくのが本当のストリート・カルチャーである事を心の片隅にでも置いておいて下さい。「乗る」のではなく「作る」事こそが真のカッコよさ。そのストリートのカリスマがもしかしたらあなたなのかも知れませんからね♪

それでは♪